時計学習プリント無料で時間の読み方練習
時計の読み方は、子供たちにとって基本的なスキルの一つです。ですが、時計の学習では、時間の概念や短針の12進法、長針の60進法、短針長針がどこに対応しているのかといったことを新しく学ばなければならないことが多く、子供たちとって躓きやすい学習内容となっています。
ここでは、時計の学習を効果的にサポートするための「時計学習プリント」をご紹介します。
このプリントは、私が特別支援学校に勤務をしていた時に、時計の授業で実際に使用していたものです。短針、長針の色を変えてどの位置にあるかに注目させることで、時・分といった時間単位の理解を深めることができます。また時計学習プリントをラミネートして実際に時計を動かしながら学習することで、体験を通した理解にしていくことができます。このプリントを活用して、子供たちの躓きを減らし確実かつ楽しく時計の読み方を学べるようにしましょう。
アシスティでは、【はじめて】の体験でも楽しく達成感が持つことができるプリントを無料配布しています。
無料印刷&ダウンロード可能な時計学習プリントの種類
- 動かすことができる時計プリント
- 短針・長針に注目させるプリント
- 実態に合った時計の読み取りプリント
動かすことができる時計プリント教材
- 課題に合わせた時計プリントを印刷
- 時計プリントをラミネート
- 時計・短針・長針を切る
- 時計と短針長針を割りピンで繋げる
- 割りピンは事務室にあったらラッキー!!
この教材、今すぐ完全無料で利用できます
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授業準備に役立つ教材が揃っています。
短針・長針に注目させるプリント
実態に合った時計の読み取りプリント
ステップ1
ステップ2
ステップ3
ステップ4
時計の学習プリントを使用することで得られる効果
- 視覚的なサポート: 時計の学習は「複数の数学的概念(12進法、60進法)や時間単位(時、分、秒)の理解」が難しいですが、時計の学習プリントを使用することで「視覚的なイメージと実践的な操作を組み合わせた学習」が可能になります。
- 即時の確認: 時計の学習は「抽象的な概念としての時間の流れ」が難しいですが、時計の学習プリントを使用することで「具体的な時間設定とその結果を即時に確認」できます。
- 課題の明確化・発達に合わせた学習: 時計の学習は様々な躓きポイントがあり、どこで躓いているのかが分かり分かりづらいですが、時計の学習プリントを使用することで一つ一つの課題に合わせた学習を行う事ができ徐々にステップアップすることがあできます。
ご利用ガイド
このページは教材の紹介ページです。印刷やダウンロードはここでは行えません。無料プランに登録すると、お試しで印刷して使えます(有料プランでも利用可能)。詳しい案内は別ページでご確認ください。
概要
短針・長針を色で区別できる手作り時計プリントです。切り抜いて留め具で固定すれば、針を回して「◯時/半/5分刻み」まで段階的に練習できます。未就学〜小学校低学年、特別支援の個別課題として短時間で理解を積み上げられます。
なぜ効果的か
時計面の視覚手がかり(色・位置・数字)をそろえ、針を操作する身体運動と結び付けることで、抽象的な時間表記を具体的に学べます。短針=時間、長針=分という役割分化が明確になり、5刻みの反復で数の系列化(5の計数)が定着。自分で回して読ませる往復練習により、アナログ⇄デジタル表記の変換スキルも育ちます。
学習のポイント
- まずは短針だけで「◯時」を確実に→次に「半(30分)」→「15/45分」→5分刻みへ段階化
- 読み上げは「短針→長針」の順で口唱(例:『短針3、長針15=3時15分』)
- 生活と接続(登校時刻・給食・就寝など)し、意味のある時刻で練習
- 針はゆっくり回し、短針の**位置の連続(2と3の間など)**を毎回確認
- 仕上げはアナログ→デジタル、デジタル→アナログの双方向で出題
よくあるつまずきと対処
- 長針を“時間”として読んでしまう:色と名称を毎回確認し、読み上げ順を固定(短針→長針)
- 「3時60分」などの誤読:長針の数字=×分表を指差しで再確認し、60分で1時間へ戻す体験をさせる
- 短針の“間”が理解しづらい:長針を30分に合わせ、短針が数字間に来ることを見える化して比較
評価・観察の観点(チェックリスト)
- 「◯時」「半」「15/45分」「5分刻み」の正答率と反応時間が改善
- アナログ⇄デジタルの相互変換が自力で可能
- 生活時刻(登校・給食・下校など)を自分で設定→読みまでできている
FAQ
Q: このページから印刷できますか?
A: いいえ。ここは紹介用です。無料プランに登録すると、お試し印刷で教材を使えます(有料プランでも利用可能)。
Q: 学年の目安は?
A: 未就学〜小学校低学年が中心です。特別支援の個別課題としては、学年にかかわらず導入〜定着まで段階的に活用できます。
Q: 所要時間は?
A: 1回5〜10分を目安に、短時間の反復が効果的です。最初は「◯時」のみ、慣れたら半・15分・5分刻みへ進みます。
Q: 準備物や作り方は?
A: プリントを切り抜き、ラミネート後に留め具(割ピンなど)で針を固定すると長持ちします。針の色分けが視認性を高めます。
Q: グループでも使えますか?
A: 可能です。教師が指示した時刻に素早く合わせる/読むゲームにすると、注意の維持や語彙化の機会が増えます。
Q: デジタル時計へのつなげ方は?
A: アナログで読んだ時刻をその場でデジタルに書く、逆にデジタル提示から時計に合わせる、の往復出題が有効です。
関連教材
- 数字1〜20の学習 — https://www.ashisuti.com/numbers1to20-learning-sheets/
- 指数字と数の線結び — https://www.ashisuti.com/matching-fingers-with-lines-numbers-and-concrete-objects/
- 数の合成(見える足し算) — https://www.ashisuti.com/number-composition-visual-addition/
- 数字カルタで数量感覚 — https://www.ashisuti.com/zuuzikaruta-muryou/
- 数字読み・視線移動 — https://www.ashisuti.com/move-eyes-to-read-the-numbers-vertically/
- 聴く力・読み取り — https://www.ashisuti.com/listening-and-reading-comprehension-training/
参考・根拠
- 視覚手がかりの明確化と身体操作を併用した学習は、抽象概念(時間)の理解を助けるという教育実践に基づく設計。
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