生活単元学習・合わせた指導に自信がない先生へ
「30秒で説明できますか?」
「生活単元学習って、何ですか?」
「合わせた指導って、何を合わせているんですか?」
こう聞かれたとき、30秒で分かりやすく答えることができますか?
特別支援学校では、生活単元学習や合わせた指導という言葉をよく耳にします。
でも、いざ説明しようとすると、
「生活に基づいた授業です」
「教科を合わせた指導です」
「体験的に学ぶ授業です」
くらいで止まってしまうことはありませんか?
実際、昔LINE登録者さん限定で「今更聞けない生活単元学習」というZoom説明会を開いたとき、当時はLINE登録者が300人ほどだったにもかかわらず、平日でも毎回30名を超える応募がありました。
それだけ、生活単元学習や合わせた指導について、
「なんとなくは分かるけど、ちゃんと説明するのは難しい」
「今さら聞きにくいけど、実は整理したい」
と感じている先生が多いのだと思います。
そもそも僕たち自身も、子どもの頃に生活単元学習や合わせた指導を受けて育ってきたわけではありません。
国語は国語。
算数は算数。
そうやって教科ごとに学んできた先生が多いはずです。
だから、生活単元学習や合わせた指導をイメージしにくいのは自然なことです。
でも、教科ではなく、生活単元学習や合わせた指導が設定されているのには、ちゃんと理由があります。
その理由を知らずに何となく授業をするのと、目的を知って授業をするのでは、子どもの伸び方が変わります。
僕が教務主任をしていたとき、指導主事から、
「生活単元学習の中に、教科はどの程度入っていますか?」
と聞かれたことがあります。
そのときに動じず答えられたのは、生活単元学習や合わせた指導がどういうものなのかを、自分の中で整理できていたからです。
これは、管理職や教務主任だけに必要な知識ではありません。
保護者の方も、合わせた指導については教員以上にイメージしにくいものです。
保護者や後輩から、
「生活単元学習や合わせた指導って何ですか?」
と聞かれたとき、ドキッとしてしまうのではなく、分かりやすく説明できることは信頼にもつながります。
では、ここで質問です。
生活単元学習について、学習指導要領には「何を指導する」と具体的に書かれていると思いますか?
実は、生活単元学習は、
「この活動をしなさい」
「この単元を行いなさい」
と活動内容が細かく明記されているわけではありません。
だからこそ、余計にイメージが持ちにくく、
「生活に基づいた活動をする」
というような、分かりそうでよく分からない説明になってしまうことが多いのです。
生活単元学習では、よく、
調理をする。
買い物をする。
野菜を育てる。
行事の準備をする。
といった活動が行われます。
でも、もしこうした活動が「活動すること」自体がメインになり、生活単元学習としての目的があいまいなままだと、
「楽しかったけど、何の力を育てたんだろう」
「この活動は、どの学びにつながっていたんだろう」
「本当に生活に基づいた授業になっていたんだろうか」
となってしまうかもしれません。
もし今、30秒で合わせた指導や生活単元学習について説明するのが難しいのであれば、一度整理しておく価値があります。
理解するだけで、明日からの授業での指示の出し方や活動のさせ方、授業構成、他の先生の授業の見え方まで変わるはずです。
そうなれば、授業はもっと楽しくなり、子どもの成長にもつながりやすくなると思いませんか?
「今更聞けない生活単元学習」というタイトルで合わせた指導や生活単元学習について、
すごくわかりやすく解説している動画がまなとも広場にはあります。
動画を見終わったあとには、生活単元学習について30秒で説明できるようになっているはずです。
「なんとなくは分かるけど、説明するのは難しい」
「生活単元学習の目的をもう一度整理したい」
「保護者や後輩に聞かれても答えられるようにしたい」
そう感じている先生は、動画の内容を確認してみてください。
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